こんばんは。
京都前撮り「京ウェディング」のデザイン担当、ジュンさんです。
ご遠方から前撮りをしに来て頂ける方への京都観光情報(^―^)
第3回目は「六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)」さん。
また聞いたことないようなマニアックなところを…と思われるかもしれませんが
六道珍皇寺さんにはおもしろいエピソードのある井戸がありまして。
個人的に、ものすごい興味のあるお寺さんなのです。
ここにはね、「冥途通いの井戸」と「黄泉がえりの井戸」と呼ばれる
「あの世に通じる入口と出口」があるのですよ(^―^)
その井戸のエピソードにも触れつつ、順にご紹介していきますね。
【六道珍皇寺】
六道珍皇寺は京都市東山区にあるやや小さめの寺院で、
清水寺や建仁寺、八坂神社など、
京都を代表する観光地からも、ほど近い寺院なんですよ(^―^)
現在は建仁寺の塔頭でもあります。
【六道の辻】
入口の前に石碑があるのですが、
これは、あの世とこの世の境を意味する「六道の辻(ろくどうのつじ)」の石碑。
六道珍皇寺周辺の鳥辺野(とりべの)を含め、
化野(あだしの)、蓮台野(れんだいや)という、
京都に3つあった死者を送る場所のひとつだそうで、
そういった石碑が今も残っているそうです。
【特別拝観】
訪れたのは六道珍皇寺の特別拝観の時期でしたので
「冥途通いの井戸」や「黄泉がえりの井戸」だけでなく、
「熊野観心十界曼荼羅」など見ごたえのある曼荼羅絵なんかも見れてラッキーでした(^―^)
【閻魔堂】
ここには閻魔さまと小野篁(おののたかむら)という方の像が祀られています。
この小野篁という方が平安時代に、
井戸を使って、「あの世とこの世を行き来していた」というエピソードが残っているのです。
こ、これは興味深い…(´_ゝ`)
ちなみにお堂や室内の中は撮影禁止のはずなのにネットで画像検索をかけると
写真がいっぱい出てくるのが不思議ですね(つд`)
【水琴窟】
庭園にワタクシの好きな水琴窟がありました( *´艸`)
地下に落ちる水滴が「ぴちょん、ぴちょん」と響いて音が出る仕掛けになっているのですが、
もうね、自宅に水琴窟を作ってしまいたいくらい、この水琴窟には癒されるのですよ(つд`)
【冥途通いの井戸】
庭園の奥に「冥途通いの井戸」がありました(^―^)
中を覗けるところまで拝観できるようでしたので、
中を見ましたが、いたって普通の井戸のよう。
小野篁という方はここを通って、地獄?冥土?に行っていたようです。
どうしてまた小野さんは、この井戸に入ろうと思ったのだろう…そこもまた謎ですね(´_ゝ`)
小野篁という方には、いろいろな噂があるみたいで
- 亡くなった母に会うためにあの世を行き来した。
- 恩人を地獄から救った。
- 地獄に堕ちた紫式部を小野篁に救ってもらおうとした。
- 閻魔さまに仕えていた。
などなど、不思議なエピソードが多くあるそうなのです。
どんな人だったのでしょうね。
それよりも何気に、紫式部が地獄に堕ちていた??というのが、意外にもビックリな話ですね(つд`)
【みずみくじ】
井戸の水を使って、みずみくじがあったのでやってみました。
水に浸すと文字が浮かんでくるアレです(^―^)
井戸の神聖な水を使って占うみたいです。
【大吉( *´艸`)】
家族でお寺へ参拝に行っていたのですが、
代表して子供におみくじを引いてもらったところ大吉!
何かといつもツイてるワタクシたち。
こういうところだけに変なモノまで憑かないといいのだけれども(つд`)
【黄泉がえりの井戸】
そしてさらに奥にはもう一つの井戸が…。
小野篁は冥途通いの井戸はあの世への入り口として、
黄泉がえりの井戸はあの世からの出口として使っていたようです。
どう考えてもここから出てこれない…(´_ゝ`)
きれいな湧水がこんこんと湧いていたのだけとても印象的でした。
ここも撮影禁止だったので、立札だけ(^―^)
【境内のモミジを見ながら】
小野篁が井戸を使って、あの世とこの世を行き来していたという話…
その井戸が今も残ってるなんて、なんだか不思議ですよね(^―^)
世界中に残っている神話レベルの話に、
共通した逸話が多いのもなんだか不思議。
死んだ妻を生き返らせようと黄泉の国へ行ったイザナギとイザナミの日本神話…。
内容がほぼ同じのオルフェウスとエウリディケのギリシャ神話…。
きっと大昔には言い伝えになるような何かがあったんだろな…
【六道珍皇寺のご朱印】
左から
- 地蔵菩薩
- 毘沙門天
- 十一面観音
最後に家族の健康と前撮りの日の晴れ祈願。
そんでもって、ちゃんとご朱印もしてきました(^―^)
特別拝観期間限定のレアなご朱印です。
嫁さまが財布のひもを緩めてくださったので、
限定3種の金のご朱印を頂きました!!!(T_T)
ありがとうございます、嫁さま。
明日から仕事に家事に子育てに、がんばらせて頂きます(´_ゝ`)!
…ワタクシ事ですが、
嫁さまがこのブログを見るといけないので、
ポイント稼ぎのため、ちゃっかり書き残しておきます(´_ゝ`)b
ではでは。
今日もブログを読んでくださってありがとうございます(^―^)
興味がありましたら、ぜひ、六道珍皇寺さんにも、
観光がてら寄ってみてくださいね!
今日、ご紹介した六道珍皇寺さんの詳細です。
【六道珍皇寺】
- 住所:〒605-0811 京都府京都市東山区小松町595
- 駐車場:3台分有とされているのですが確認できず…
- 拝観時間:9:00~16:00
- 拝観料:大人500円/中学生300円/小学生100円
- 電車でのアクセス:京阪電車「清水五条駅」徒歩約20分
- バスでのアクセス:京都バス「清水道」下車、徒歩約5分