夏の前撮り暑さ対策！炎天下で撮影する女性カメラマンが教えるメイクキープ法！｜ブログ｜京都前撮り＊京wedding

新緑が魅力的な夏の前撮りですが、とにかく気になるのがうだるような暑さ。
外に5分も出れば汗がダラダラ…なんて事もあるこの季節に、和装の前撮りなんて出来るの？と不安な方も多いはず…。
でも「夏の前撮りはお得」ともよく言うし、挙式のスケジュール的にも夏のうちに撮影を済ませたい方も多いのではないでしょうか。

というわけで！
夏の炎天下で毎日撮影を行っている「女性カメラマン」の筆者が皆さんの疑問にお答えします！
このブログを最後まで読んでいただければ

・メイクのキープ法
・おすすめの暑さ対策グッズ
・トイレの回数を減らす水分の取り方

などなど、本当に使える暑さ対策をまとめてチェックできます！
夏の前撮りをする方は必読ですよー！

目次 [開閉]

メイクのキープには前日の準備が大事

まずはじめに、撮影の前日〜ご来店前までに気を付けると良いポイントをご紹介◎
メイクのキープと熱中症対策を両立するには事前の準備がとても大切です！

アルコールやカフェインの入った飲み物を控える

カフェインを多く含むものは利尿作用があるため脱水症状を引き起こします。
利尿作用の強い代表的な飲み物に、紅茶・コーヒー・緑茶があります。
お肌のコンディションにも悪影響を及ぼしやすいといわれているので、撮影終了までは少し控えてみるといいかもしれません。

また、アルコールについては脱水症状だけではなく、浮腫みなどを引き起こす原因にもなります。
前日に飲む際も、普段より量を控えめにされるといいかもしれません(＾―＾)

普段通りの念入りな保湿を

あまり使ったことの無い特別なパックを使うよりも、普段通りの保湿を行うのが効果的です。
旅行後や準備などでバタバタしていて疲れが溜まっている中で、特別な日だから…と普段は使わない様なパックをつかってにきびを作ってしまった…と言う失敗談をよく聞きます(´；ω；｀)
オススメとしては、前日は普段行っている保湿を少し念入りに行うぐらいがおすすめです◎

充分な睡眠を取る

超必須です！笑
「寝不足はお肌にダイレクトに響く」
これはどの業界でもメイクさんが声を大にして言うことなので間違いないです！
また、寝不足が起因して熱中症も引き起こします。
前日はしっかりと休息することを心がけて、ゆっくりたっぷり寝てくださいね(*´∀｀*)

当日のメイク崩れを防ぐためには

起きてから最低でもコップ一杯のお水を飲む

一般的に朝起きてすぐは、体が脱水気味だと言われています。
体の水分が足りていないという事は、もちろんお肌の水分も足りていないという事！
お肌のためにもまずはコップ一杯のお水を飲むようにしましょう(＾―＾)

可能な限り朝ごはんは食べる

体のコンディションが悪いと、ダイレクトにお肌にも響きます(´・ω・｀)
無理に朝ご飯を抜くとげっそりとした表情になってしまう事も。
起床後に食べれる方は、遠慮なさらず朝ごはんをしっかりと食べてきてくださいね(＾―＾)
もし朝食を食べるのが苦手な方はウィダーインゼリー等でも構いませんので、何かお腹にいれることを心がけてください◎

私がおすすめのメニューは冷やしたお味噌汁！
あっさりで重すぎないので、前撮り撮影の日にもってこいのメニューです(＾―＾)
前日のお味噌汁の残りを冷やしておくだけなので、当日の忙しい時間にもバタバタせずに済みます。
塩分の摂り過ぎは浮腫むので、薄めていただくのがおすすめです(*´∀｀*)
熱中症対策でもよく取り上げられるメニューです＊

保湿後の余分な油分はオフする

朝起きたらまず洗顔されるかと思いますが、問題はその後。
保湿をしっかり行った後に、そのままだと余分な油分が残ったままになることがあります。
お肌がベタついている場合はティッシュなどで軽く押さえてオフしてあげてください。
特に油肌気味の方は鼻の際、目じり、口回りなど皮脂でベタつきやすい部分を押さえておくとファンデが割れにくいです◎

ご自身の体質に合った下地を見つけておく

肌質というのは皆さん違うので、普段からご自身の肌に合った下地を見つけておくのがおすすめです(*´∀｀*)
当日はプロのメイクさんと相談して、ご持参されたものを使うかを決めることが良いでしょう＊

夏の撮影で汗をかかないようにするのは危険

「メイク崩れを防ぐために汗をかきたくないから…」と、水分補給を制限するのはとても危険です！
特に和装の撮影では、胸やお腹あたりを帯などで絞めるため、汗をかきづらくなります(´・ω・｀)
その状態で水分補給まで怠ると、非常に危険な状態となってしまいます！
メイク崩れは汗自体よりも、下地作りと汗のオフの仕方で決まってきます。
なるべく事前からコンディションを整えて化粧ノリを良くし、汗を拭く際も軽く抑えて強く擦らないようにするなどを心がけると崩れにくくなりますよ(*´∀｀*)

トイレの回数を減らせる水分の取り方

体が水分を吸収するのには約20分ほど掛かるそうです。
トイレに行きたくない、汗をかきたくないからと水分を取らず、喉が乾いてからガブガブと水を飲んでも時すでに遅し(´；ω；｀)
体調を崩す原因にもなりますし、一気にがぶ飲みするとお腹が冷えてトイレに行きたくなってしまい、全てが逆効果になります。
熱中症対策にはこまめな水分補給が大切なので避けては通れません！
なるべくトイレの回数を少なくするには、喉が乾く前から少しづつこまめに飲んでおくことが大切です。
もしも撮影中に喉が乾いた場合は遠慮なくしっかり水分補給してくださいね！水大切！！

カメラマンが実際に使って良かった暑さ対策グッズ

前撮りにおすすめの暑さ対策グッズ

・ビオレ冷タオル
炎天下で半日以上撮影なんて日も少なくない私ですが、そんな中でとても役に立ったのがビオレの冷タオル！
コンパクトで持ち運びもしやすく、炎天下でも気化熱とメントールでひんやり感があります◎
大判で首にまいて移動できるのと、着物がびしょ濡れになるような物ではないのでとてもおすすめです(*´∀｀*)

・小さめの保冷剤
これをタオルに巻いて首などを冷やすのに使うと、スッと汗が引くので非常におすすめです！

前撮りに不向きな暑さ対策グッズ

・アイスリング
首につけるだけで常温でもひんやりすると今話題のアイスリング。
これは本当にいい商品なのですが、夏の前撮りでの使用には不向きです。
撮影時間は最短でも1時間前後のため、移動中に常温にもどってしまい荷物になるだけの事も。
撮影中の持ち運びには思いのほか不向きかもしれません。

夏は涼しいスタジオ撮影もおすすめ

やっぱり暑さが心配…と言う方は、クーラーの効いたスタジオ撮影がおすすめです(＾―＾)
京ウェディングではなんと【縁側のある和室スタジオ】があります！まるで京都のお茶室の様な趣でとても素敵なんです( *´艸｀)
ロケーション撮影が素敵なのはもちろんわかりますが、倒れてしまっては本末転倒です。
酷暑での和装前撮りは本当に危険を伴うこともあり得ますので、スタジオ前撮りも一度視野に入れてみても良いかも知れません(＾―＾)