和装前撮りで使うボールブーケを100均で揃うアイテムで簡単DIY!

Date:2023/02/27
Last Update:2023/04/04

和装前撮りではいろいろな小道具を使って撮影するのも楽しみのひとつですよね!
その中でも人気の小道具がボールブーケです。

実は自作される方も多いんです!

でも、いきなりボールブーケなんて作り方もよくわからない…。
そもそもどこで材料を揃えればいいの…?と言う方も多いですよね(´;ω;`)

今回はボールブーケの作家さんに、必要な【材料】を身近な100均で揃えてもらい、制作の過程を取材させてもらいました♪
材料がどのお店で手に入るか、類似品はどのお店で手に入るかなども含めて細かく解説していきますので、工作初心者さまも必見です*

作成に必要な材料と道具

【材料】

  • 持ち手の紐(ダイソーorセリア)
  • 球体型発泡スチロール(ダイソーorホームセンター・東急ハンズなど)
  • 造花(ダイソーorセリアor手芸店)
  • 針金(ダイソーorセリア)
  • ボンド(ダイソーorセリア)
  • 好みで好きなチャームやタッセル(ダイソーorセリア)

【道具】

  • ペンチ
  • ニッパー(ペンチに付いている場合は不要)
  • ハサミ
  • 竹串

持ち手の紐

持ち手部分の紐については、お好みの物を使っていただいて大丈夫です。
包装用のリボンや細い紐などは持ちにくく、安っぽくなりやすいのでおすすめできません。
100均で手に入るおすすめの持ち手はカーテン留め用の紐飾りや、江戸打紐を編んだものなど。
今回使うこちらの紐はカーテン留めをセリアで購入しました。

100均で購入したボールブーケの材料

カーテン留めは可愛いタッセルが付いていたりと、そのまま使っても高級感や華やかさもありますし、自分で編む必要も無いので器用さに自信の無い方にもおすすめです!
手芸コーナーにある江戸打紐もそのままだと細い為、みつあみなどにする事で太さが出て持ちやすく、高級感も出ます。

球体型発泡スチロール(東急ハンズ)

今回は私の近所のダイソーは在庫切れだったので東急ハンズで購入しました。
100均ならダイソーの工作用品などのコーナーに75Φと100Φの物があります!

100均で購入したボールブーケの材料

ボールブーケを作るときは100Φ以上の物を使いましょう。
ダイソーでは入荷している店舗が限られているため、無い場合はお店に相談して取り寄せ可能かを調べてもらう必要があります。
ダイソーのネットストア】でも購入可能ですが、配送にかなり時間が掛かるようなので要注意です。

手に入らない場合や100Φより大きな物を作りたい場合は、【ホームセンター・東急ハンズ・超大型手芸店】などにも置いてあります。
平たい花を敷き詰める場合は高さが出ず、100Φだと小さくなるので120Φや150Φの物がおすすめです。

造花&髪飾り(ダイソーorセリア)

造花については好きなものを使っていただくので、どちらで購入いただいても問題ありません。
今回の造花は全てダイソーで購入しました。
オーガンジー素材が可愛く上品な、フラワーモチーフの髪飾りも使っていきます。

100均で購入したボールブーケの材料

今回は造花を11本、髪飾りを3つ使いました。
造花についてはポンポンマムのような小ぶりな花を使用する場合は20本以上必要かもしれません。

針金(ダイソーorセリア)

針金はどの100均でも手に入りますが、アクセサリー用などの細い物ではなく少し太めの針金を使ってください。

ボンド(ダイソー)

ボンドはどの100均でも手に入りますが、今回買ったものはダイソーでの購入品です。
接着剤については種類を間違うと発泡スチロールが溶けてしまったり、花がくっつかない事もあるので気を付けてご購入下さい。

100均で購入したボールブーケの材料

Gボンドクリヤーは粘度があるため球体への接着もし易く、透明ではみだしが目立た無いのでおすすめです。
液状の瞬間接着剤は、発泡スチロールを溶かしたり、液だれするためおすすめしません。

好みで好きなチャームやタッセル(ダイソーorセリア)

これはボールブーケの下に付ける飾りです。
有っても無くても問題ないので、お好みで付けてみてください♪
ダイソーやセリアのインテリアコーナーや手芸コーナーに使えるものが沢山ありますよ!

今回、道具については自宅の物を使いましたが、全て100均にて手に入ります。

初心者でも大丈夫!ボールブーケのつくり方徹底説明!

材料選びのコツの前に、まずは作り方を見ていきましょう!

土台作り

【①発泡スチロールに針金を通す】
針金だけではまっすぐに貫通させる事が出来ないので、竹串などの硬くて細い物で先に穴を開けておきます。

100均で購入したボールブーケの材料

ダイソーで購入した竹串は100Φに対してすこし余裕がある程度だったので、150Φの球体だと長めの竹串を用意するなど少し工夫が必要かもしれませんね。

【②竹串を発泡スチロールの中心に刺す】
中心に写真の様な円が書いてある場合は、それを目印に刺せば中心にさせます。

100均で購入したボールブーケの材料

先端を2cm程度差し込んだ時点で真横から回しながら見てみて、竹串が斜めに入っていなければそのまま押し込んで貫通させましょう。

100均で購入したボールブーケの材料

完璧に中心に刺すのは難しいので、ある程度中心から外れてしまっていても問題はありません。
但し、極端にズレている場合は紐やタッセルの位置がズレてしまうので、やり直してみてください。

【③竹串を抜いて、その穴に針金を入れる】
長さは両サイドに5cm以上余裕をもって切ると作業がしやすいです。

100均で購入したボールブーケの材料

【④針金の片方に輪を作る】
ペンチを使って針金を丸めます。
余裕を持った長さで直角に曲げた後、針金を持ち上げるようにして直径1cmほどの輪を作ります。
輪を作ったら先端の余った部分を巻きつけて完成です。
針金の先端が長すぎて余っている場合は切ります。

100均で購入したボールブーケの材料

アクセサリーを作る時の様に輪だけを作った状態だと、ボールブーケの重さに耐えれず輪が広がってしまうので、必ず巻きつけて固定してください。
作った輪の巻きつけた部分を押さえて、発泡スチロール側の針金を引っ張ると輪の大きさを調節することも可能です。
大きすぎた場合は、このタイミングで調節しておきましょう。

100均で購入したボールブーケの材料

反対側の輪については、発泡スチロールになるべく近い所で直角に折って輪を作りましょう。

100均で購入したボールブーケの材料

これでボールブーケの土台が完成しました!

持ち手を付ける

セリアで購入したカーテン留めですが、こちらは紐が二つ付いているタイプでした。
今回はばらして、ひとつだけ使っていきます。

100均で購入したボールブーケの材料
100均で購入したボールブーケの材料

根本の紐を切ってパーツを分解しました。
分解したビーズや蝶のモチーフは今回は使いませんが、仕上がったボールブーケの装飾につかっても可愛いかもしれませんね*

100均で購入したボールブーケの材料

①②持ち手の小さな輪の方を先に通しします。
③④通した小さな輪に、紐の反対側を通して引っ張ります。

100均で購入したボールブーケの材料

最後に少し押し込みながら引っ張ればしっかり紐を固定することが出来ます。
これで持ち手は完成です(*´∀`*)

装飾を付ける

先ず、造花の準備をしていきましょう*

【①造花の下準備をする】
造花の根本から3cmぐらい余裕をもって、ニッパーで切り離していきます。

100均で購入したボールブーケの材料

この造花の様に凹凸の激しい大きながく片が付いたものは、接地面が少なくなって上手く接着できない事があるので、がく片のみ先に外してから茎に戻しておきます。

100均で購入したボールブーケの材料

フラワーモチーフの髪飾りは、裏にクリップとブローチピンが付いていました。
金属製なので少しコツは要りますが、ペンチで挟んで外していきます。

100均で購入したボールブーケの材料

こういったパーツを分解する際は、折った金属やブローチの針で怪我をし易いので、怪我をしない様に注意しながら作業をしましょう。

【②装飾する】
造花を発泡スチロールの中心に向かって差し込んで行きますが、この時はまだ接着剤は付けません。
なぜかと言うと、花の高さを揃えるのが難しいため、最初は上手く円形に出来ず何度も花の配置を変えることになるからです。

100均で購入したボールブーケの材料
100均で購入したボールブーケの材料

造花を一度全て差し込み、ボールブーケを完成させます。
この状態であらかた丸になっていることを確認し、問題が無ければ接着剤を付けていきます。
この時、一気に造花を抜いてしまうとどこにどれを刺していたのか分からなくなってしまいます。
花の位置がわかるように、少しづつ抜いて作業を進めてください。

【③接着剤を塗る】
一度造花を抜いた穴を埋めるように接着剤を塗ります。

100均で購入したボールブーケの材料

抜いた造花側にも接着剤を塗ります。
この時、茎だけに塗るとうまく接着できないので、写真で丸を付けた茎とがくの付け根あたりにも接着剤を塗ります。

100均で購入したボールブーケの材料

一旦、元には戻さずこの発泡スチロールから外した状態で5分〜15分、放置して乾かします。
今回使ったGクリヤーボンドは速乾性ではありますが瞬間接着剤ではありません。
乾かして粘度が強くなったもの同士を圧着することで接着できる物なので、乾かさずに元に戻したり、片側だけに接着剤を塗っても上手く接着できません。

今回は冬場で気温が低いため、10分ほど乾かしてから元の穴にしっかり差込み圧着します。
この時に軽く引っ張って外れるようであれば乾燥が足りていない可能性があります。

ただし、ここで引き抜いてしまうと接着剤が糸を引いて周りの造花がべたべたになってしまいます。
差し込んだまま時間を置いて、再度圧着してみてください。

100均で購入したボールブーケの材料

髪飾りの装飾は裏面と発泡スチロール側にGボンドクリヤーを塗り、こちらも5~15分ほど乾かしてから圧着します。
※今回は充分な接着ができていましたが、Gボンドクリヤーは金属製品には使用できないと記載があるので自己責任でのご使用でお願いいたします。

100均で購入したボールブーケの材料

最後に針金が少し見えていたので、手持ちのリボンをつけて隠しました!
こちらもセリアの手芸コーナーに売っていた物です。
また、お好みで下の針金にタッセルなどを付けてみてもかわいいですよ♪
これで完成です!
ほぼ全ての材料を100円で手軽にそろえる事が出来て、この見栄えは嬉しいですよね(^―^)

ボールブーケは自作するとお得?

今回のボールブーケに掛かった材料費ですが、

  • 造花110円×11
  • 髪飾り110円×3
  • カーテン留め110円×1
  • ボンド110円×1
  • 100Φ球体発泡スチロール212円
  • リボン110円

合計2,082円でした!
今回は使いませんでしたが予備の造花なども合わせると約3,000円程度だったので、それぐらいは見ておいた方が良いかもしれません。

材料費だけを見るとかなりお安く仕上がりました!

ただし、制作時間は約半日。
造花も思ったものが揃わず、何件も回って見つけています。
材料を買いに行く時間も含めるとかなりの労力が掛かりました。

遠方にしかお店の無い方はある程度は通販などで材料を揃えるか、交通費を掛けて何件もお店を回る必要も出てくるかと思うので、自作でもさほど安くすることは難しいかもしれません。

ボールブーケのオーダーに掛かる金額は?

ボールブーケのオーダー相場は15,000円~だそうです。
つまみ細工などの手間の掛かる物は30,000円~、造花の場合で15,000円~といった感じでした。
販売でも10,000円くらいが多いのですが、制作の手間を考えると購入するのも手だと思いました!

京ウェディングではボールブーケを無料でレンタル出来る!

ボールブーケの作り方をご紹介させていただきましたが、やはり自作は得意じゃないし…と言う方も多いのではないでしょうか?
ボールブーケの相場は約1万円から3万円程度。
撮影だけでの利用となると少し高いお買い物と感じる方も多いかもしれません。

そんな方に朗報です(*´∀`*)
京ウェディングでは、ボールブーケは無料でご利用いただける様にお貸し出しをしております。
撮影当日に、衣装と併せてお選びいただけますのでぜひご利用下さい*

まとめ

DIYが好きな方にとっては、撮影日までの小道具づくりも醍醐味ですよね!材料選びが大変ではありましたが、楽しい時間でもありました!
みなさんもぜひ挑戦みてください(^―^)

当日衣装との相性を見ながら選べるメリットもあるので、弊社をご利用の際はぜひお好きなボールブーケをレンタルしてくださいね(*´∀`*)

最後までご覧いただきありがとうございました!

京都前撮り*京ウェディング
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京ウェディング

  • 〒615-8224 京都府京都市西京区上桂三ノ宮町15-1
  • TEL 075-366-8386
  • https://kyo-wedding.com/
  • OPEN 11:00~18:00

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